男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症(AGA):症状

男性に多くみられ、前頭部から後頭部にかけて脱毛・後退していくのが特徴です。

ヘアサイクルの成長期が短くなり、硬毛が軟毛に変化する脱毛症です。
前頭部と頭頂部の髪がどちらか一方、または双方から薄くなっていく特徴があります。
また、額の左右の上部から薄くなり、M字型になって徐々に頭頂部に向かうパターンもあります。

毛が抜ける、または1本1本が細くなるために頭皮が透けて見える様になります。

男性型脱毛症(AGA):原因

遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられていますが、はっきりと解明されていません。

男性ホルモン(テストステロン)は、毛母細胞内にいる『5α−還元酵素』という変換酵素と結合して、脱毛ホルモン『デヒドロテストステロン(DHT)』というホルモンに変換されます。
DHTは毛母細胞でたんぱく質の合成を抑制し、髪の生成を妨げます。
また、DHTは頭皮の皮脂腺を刺激する作用もあるため、過剰に分泌された皮脂が過酸化皮質となって毛穴を塞ぎ、育毛を阻止します。
結果、髪は成長しきる前に約3ヶ月ほどで抜けてしまい、ヘアサイクルも短くなって髪の毛を作る毛包も小さくなってしまいます。脂漏性脱毛症』と同じ症状なため、研究者によっては男性型脱毛症と脂漏性脱毛症を同じものとして扱っているようです。

男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンそのものに原因があるのではなく、変換されたDHTによって引き起こされています。

男性ホルモン(テストステロン)の量はあまり個人差はないと言われていますが、DHTへと変換する『5α−還元酵素』の量には遺伝・体質によって個人差があります。 つまり、毛母細胞内の『5α−還元酵素』の量が多いか、活発に活動する体質を持っている人が男性型脱毛症になりやすいと考えられます。

また、ストレスの多い生活、偏食・不摂生・睡眠不足等の不規則な生活習慣もDHTの生成・活動を活発にさせるようです。

男性型脱毛症(AGA):対処方法

根本原因(DHT)を絶ちきるか、過酸化皮質を取り除くか・・・

男性型脱毛症(AGA):原因」にある通り、男性ホルモン自体は悪者ではありません。
ですので、男性ホルモンが脱毛ホルモンである『デヒドロテストステロン(DHT)に変換されることを阻止』すればよいのです。
『フィナステリドを含む薬品(プロペシア等)』の摂取、『DHTの活動を阻害する育毛剤』等で上記効果が期待できます。

また、育毛を阻害している「過酸化皮質」の除去も有効な手段と言えます。
過酸化皮質は皮脂が固まったものなので、脂の固まりの様なものです。ただでさえ油とは水に溶けにくいため、毛穴につまった過酸化皮質は簡単には取れません。
脂は油を持って制す。「ホホバオイル」で脂を浮かし、しっかりとシャンプーをし、毎日しっかりと過酸化皮質を取り除くようにしましょう。 過酸化皮質が詰まっている状態では、いくら高級な育毛剤を使ったところで毛根まで届きません。

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